その後、製品別に検査を行ったところ、その原料を使用して製造した製品では、2.4−Dの基準値を超えることはなく、練りごまからは検出されませんでした。該当品を召し上がっても健康への影響がないということはすでにご案内していますが、製品それぞれについての検出値と、実際に毎日食べ続けた場合の健康への影響を判断する目安となる値をご案内いたします。
該当製品の2,4−D 検出結果
| 炒り胡麻 | 0.03ppm | すり胡麻 | 0.02ppm | 洗い胡麻 | 0.05ppm |
| 胡麻塩 | 0.04ppm | 練りハチ | 0.01ppm | 練り胡麻 | 検出されませんでした |
農薬を含む食品添加物については、人が生涯に渡って食べ続ける場合の一日に摂取する許容量 ※ADI「許容一日摂取量」 が定められています。
「2,4−D」のADIは0.01mg/体重/日 となっており、例えば体重50kgの人なら一日あたり0.5mgまでなら「2,4−D」を摂取しても大丈夫であろうということです。
(動物実験で得られた最大無毒性量に安全係数1/100をかけて得た値を安全量とみなします)
さて、今回の該当製品を1日にどの位食べても問題がないかをすり胡麻(検出値0.02ppm)を例に計算しますと、体重50kgの人では、1日あたりの許容量は25kgとなります。
(体重10kgでは1日あたり5kg)
毎日25kgもの胡麻を食べ続ける事は現実的ではありませんので、通常の食事の範囲では健康に影響を及ぼすことはないと考えられます。
今回の自主回収では、「もう食べてしまったけれど大丈夫ですか」というご心配の声を多くいただきましたが、上記の例から健康への影響がないことをおわかりいただけると存じます。
ここではすりごまを例に挙げましたが、他の製品について、あるいはご自身の体重あたりの許容量をお知りになりたい方は、個別におこたえいたしますのでgoma@henko.co.jpまでメールにてお問い合わせくださいませ。