space
商品カテゴリ
新着情報

▼スタッフの雑記帳
▼胡麻でごま栽培
最終更新日:
2007年8月31日new
全国催事のご案内
取扱店一覧
安心安全をお届けするために
へんこを貫くごま職人
ミャンマー訪問記
へんこ畑収穫祭2009
へんこ社長の胡麻便り
胡麻でごま栽培
スタッフの雑記帳
イタリアンレストラン:ピッコロモンド・ヤマダ
メディア掲載歴
リンク
box
end
お支払い方法
発送について
特定商取引法に基づく表記
プライバシーポリシー
お客様の声
お客様QアンドA
山田製油桂店
〒615-8075
京都市西京区桂巽町四番地
駐車場完備(12台駐車可)
TEL:075-394-3276
FAX:075-394-3283
【本社・桂工場】
営業時間(月〜土)
午前9時〜午後5時30分
【桂店(売店)】
定休日:不定休
午前9時〜午後7時
胡麻でごま栽培

2007年8月

2007年8月31日
日吉のごま 8月に入り少し回復!!

1.jpg


















心配していた天候も8月に入り何とか回復し、
ここにきて『グンッ』と伸びてきました。
残念ながら、成長の良くない畑もありますが、
今年の失敗は来年への材料にしてみんな頑張っています。


2.jpg

一面に咲いたごまの花。
あんなに小さかったごまが
こんなに大きくなりました。

きれいでしょ。








3.jpg

きれいな花の間には
しっかりと大きなごまのサヤが
付いています。

これが見たくて、
みんな汗を流して下さっているんです。

ごまのサヤに隠れて虫がいるんですが
皆さん見えますか?











4.jpg

サヤを1つ拝借。

まだ白い実ですが、
ぎっしりと詰まっています。
これが黒くなっていくんですよ。









5.jpg

次はカマキリの登場。
暑い日差しから逃れようと
しているんでしょうか。

確かにこの日は暑かった・・。









今回も1組、日吉の栽培者の方をご紹介します。
私の日吉の「おじいちゃん」「おばあちゃん」とも言える位
本当に暖かいお2人で、お顔を見るといつもホッとします。

日吉で栽培を始めた当初からご協力いただいて今年で4年目。
栽培当初は、畑をお借りして色々な方法を試したり、
本当に勉強させていただきました。
「中井くん暑いやろ。ちょっと休んで行きぃなぁ。」と
いつも井戸で冷やした野菜やお茶を頂きながら休憩しています・・。


6.jpg

私の大好きな木山さん。
いつも栽培当初の懐かしい話や、
世間話をしながら「あっ」という間に
時間が過ぎてしまいます。

もちろん仕事もしていますよ。(笑)






7.jpg

これは前回報告した
藤原さんの圃場。
移植後、何とか順調に育っています。
栽培面積は予定より
減ってしまいましたが、
何はともあれ、私が移植した所も
生育していてホッ。

がんばれ!!


2007年8月 1日
【番外編】胡麻の間引き、そして移植


前回の報告に書いたんですが、今年はお陽さんの関係か、雨の関係か
神様のいたずらか、あんまり胡麻の生育がよくないんです。
全く芽が出ないところもあったりして。

農家の方々のお手伝いをさしてもらっているというものの、何も役に立たない私。
肝心の「ごま」が土から顔を出さないと、どうにもこうにも・・・ということで、
休日を利用して、愛するわが子と戯れてきました。

行き先はというと、親父の畑。
私のふるさとは日吉町のお隣の美山町。
「俺もいっぺん作ってみるわ。」
と親父も今年から栽培しています。幸いにも何とか生育してるもので
間引きと移植作業を兼ねてやってきたのです。



a.jpg

父と、息子と私。
暑い、暑いといいながらも
ピースサイン
後ろに見えているのが黒ごま畑です










b.jpg作業を開始して30分程経過。
この日までに2回に分けて
間引き作業をしているので
そんなにたくさん間引いた訳では
ないんですが、
これまでのことを思い出すと
もったいなくて
なかなか抜く勇気がありません・・。







何とか3人で美山での作業を終了して向ったのは、
「節恵庵」という【つる工芸】をされているご夫妻(藤原恵一さん、節さん)のお宅。

藤原さんには去年からごまの栽培をお世話になっています。
こちらのご夫妻は数年前から日吉町に移り住まれ
自然に自生する植物のつるを使ったつる工芸を創作され、全国各地で作品展等を
催されている他に、自然と触れ合う昔ながらの生活を楽しんでおられ、
作物も薬品等を一切使わず、自然の中で育てておられます。
また、wwoofの受け入れ先としても活動されており
自然の中での生活を求めに世界各地から多くの人達が藤原さんのもとを
訪れられています。

この日はつる工芸創作から30周年を記念しての
「節恵庵まつり」(7月22日~8月15日)が開催されていたので少しご紹介します。


c.jpg

屋敷に入ると
たくさんの「つる」が所狭しと
並べられています。
トカゲ1匹と、へび2匹を含め
色んな昆虫や草花が我々を
出迎えてくれました。








d.jpgつるの自然な曲線を生かして
編みこまれたかごは
何とも言えない優しい感じが溢れています。
かごの中にはかわいい花や、
小さな電球が入っており、
網目の間からは幻想的な明かりが
こぼれていました。
(フラッシュを付けて撮影してしまい
うまく伝わらないのが残念です。ごめんなさい)












e.jpg今回の節恵庵まつりには、お二人の
作品のほかに、息子さんの作品も展示されていました。
息子さんは、木彫りをされているほかに、
布や和紙に墨でお地蔵様や、メッセージを
書き込まれています。
何かホッとする作品でしょ。






f.jpg奥様の節さん。
つる工芸を始めて今年で30年。
いつもやさしく出迎えてくださいます。










g.jpgご主人の恵一さん。
この写真は6月に訪問したときの写真です。
ごまのほかにも赤米をはじめ、 色んな野菜を栽培されています。
一面きれいな緑色ですが、 そのほとんどは雑草。
田んぼに入って雑草を抜いておられる姿に、びっくりしてシャッターを切りました。
「薬をまかんかったら、米と草を間違えそうなくらいや。」と言いながらも、
 楽しみながら農業をやっておられます。


話を戻して、再びごま栽培へ。
というわけで
今年は、藤原さんの圃場もうまく発芽しなくて、親父の畑のごまを持ってきた訳です。


h.jpg「草の管理も大変やし、この辺りは山が深くて
日照時間も他より短いから、マルチ栽培を してみたんや。」
と話しておられたんですが、残念ながら発芽せず・・・。
協力しながら移植作業をしました。

ちなみに息子がパンツ姿なのは、
親父の畑でハッスルし過ぎて
もう着替えが無くなってしまったためです。



i.jpg

中井「俺の植えたとこだけ枯れたらどうしましょ?」
藤原さん「はははっ・・・・・。」
      「許さへんでー(笑)」

どうか神様お願いします。








j.jpg

見て!
カエルおった!!











やっぱりものを作るっていいもんですよね。
苦労も多いけど、農家の方々をはじめ色んな方の苦労が分かるから
我々も「一生懸命いいもんを作りたい。」と思えるんだと思います。

子供も不思議なもので、一緒に料理を作ったり、野菜を育てたりすると
色んな人への感謝の気持ちが出てくるというか、
嫌いな野菜も食べるようになりました。
うまく言えませんが、当たり前のことなんてないんだから、
やっぱり感謝の気持ちは忘れたらあきません。
とにかくこれからも「親バカ」「ごまバカ」で頑張りたいと思います。