

2009年3月
以前「食の学校」という取り組みの中で交流があったことがご縁で、今回は福岡県と佐賀県を訪問してきました。
「九州」ということで勝手に暖かいと思い込んでいましたが、
いやぁ~寒い!
この日はなんと雪がチラついていました。
そんな寒さにも負けず集まってくださったのは、今回ご連絡を頂いた牧井忠さんをはじめ、特定非営利活動法人「食卓のえんhttp://www.syoku-en.com/index.html」の皆さんと、佐賀県菖蒲地区の皆様。
牧井さんは、食の安心・安全はもちろんですが、スーパーを経営されているほか、食をもっと色んな形で楽しみ学んでいただけるように。とレストランの経営、そして今回のNPOの代表理事を務められています。
とても気さくな方で優しさが体内からにじみ出てくるような方です。
「食卓のえん」では、約3年程前から今回の菖蒲地区を活動拠点に農業体験や、地元の方々との交流を深められています。
「食卓のえん」の活動拠点。
住まれなくなった民家を購入し、週末には県内外から多くの会員さんが集まり、無農薬米や大豆の栽培をされています。
牧井さんも仕事の合間に時間を作って畑作業をされているそうです。
菖蒲地区の田畑。
人手不足で管理が行き届かなくなった田畑もあり、地元の方々と協力しながら色んな作物の栽培を検討されています。
今年から栽培していただく皆様です。
あせらず、ゆっくりじっくりと栽培してもらい、お互いに無理をすることなく信頼関係を築いていきたいと思っています。
講習会では、当社の紹介からはじまり胡麻の栽培方法はもちろん地域の取り組みや、胡麻以外の作物での交流や展開等・・・・とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。
地元の方のご協力はもちろんですが、「食」に対して興味のある方、同じ目的を持って取り組んでいただけることは当社としても本当に心強いものです。
経験豊富な地元の方々からの技術や知識を伝承しながら、農業だけでなく色んな経験を受け継ぎ、それを多くの方々と共感していける取り組みには、私自身もすごく興味があり、胡麻栽培だけでなく広い交流が出来ればと思っています。
これからどうぞよろしくお願いします。
ちなみに・・・
昼食は、スーパーマキイに隣接するレストランで、菖蒲地区からわざわざお料理を作りに来てくださり春を堪能させてもらいました。
自然の中で育った宝物をお裾分けしてもらいお腹も心も癒されました。。。
写真は椿の花、ふきのとう、よもぎ等の天ぷらです。
次はゆっくりとお伺いしたいと思います。