

2009年8月
夜は「えん」さんが【やま】と呼ぶ事務所に集まってお食事を頂きました。
「えん」さんの活動は、自然農法や無農薬の野菜等を栽培するほか、地域の方々との交流、そして様々な体験学習等幅広いものになっています。
そこでその活動の拠点となるのがこちらの【やま】と呼ばれる民家です。
【えん】さんのメンバーは30名弱ということですが、日頃は普通に福岡市内等で仕事をされており、休日になるとこの菖蒲地区にある【やま】に集まり食事をしたり、イベントをしたりされています。
※【やま】と呼ばれるのはおそらく山の中にある民家だからだと思われます。。
先程の写真・・・。ちなみに私は、お姉さまと一緒にさんまを七輪で焼いています。
「ゆっくり座っててよ。」とご丁寧なおもてなしを受けていましたが、田舎者の我々2人もじっとしておれず半分強引に活動に参加しました。
メンバーは、小さなお子様から始まり幅広い方々が集まっておられます。
見ず知らずの方々が集まっておられるはずなのに、ここには1つの家族が出来上がっていました。
子供達が悪いことをしていたら叱り、困っていたら皆で助け合う。
当たり前のようで忘れがちな人間社会本来の姿を見れた気がします。
食材も皆さんが仕事帰りに買ってきてくださったようで、手際よく晩御飯を協力して作ってくださりました。だいたい土曜日に集まられることが多いようですが、我々が訪問したからではなく毎週集まっておられるようです。
手際よく1品目の「マーボー豆腐」の出来上がり。。おいしそー。。。
当社の胡麻油も胡麻らあ油も忘れずに(笑)
お互いの仕事のことから、今後の活動に至るまで皆で話す話題は尽きませんでした。
「こうやって集まるでしょ。。昔は会社の不満とか、上司の愚痴とかもあっけどここでは明るい話が多いんだよ。どうしたらもっと楽しくなるのか。どうしたらもっと大きな活動が出来るのか。なんてね。」
と熱い話が続きました。
目標を持って、それぞれが色んな個性を出し合って。
会社でも組織でも、そして家族でも。
もともとは赤の他人の集まり。だからこそ考えや意見が違うのは当たり前ですよね。
みんなの掲げた目標を達成するために考えて行なう日々の行動には正解も間違いも無いと思います。
目標を達成するために、その方針に向って色々なやり方を話し合って、試してみて、真剣に考えているからこそ自分の意見が出てくるのだと思います。
色々なお話をする中で私も寺阪も九州に家族が出来たような気持ちになっていくのでした。
今回の訪問を通して、とても素敵な「グループ」に胡麻を栽培していただけることを今本当に誇りに思っています。
今年から始まった胡麻栽培。
初年度でもあり色々とご苦労があったとは思いますが、栽培はもちろんこれから色んな面で交流が出来ればと願っています。どうぞよろしくお願いします。
寺ちゃんも九州初上陸。ということで今日からは2人で九州での各産地を訪問したいと思います。
こちらは福岡県。
以前ご紹介した特定非営利活動法人「食卓のえんhttp://www.syoku-en.com/index.html」の皆さんにお世話になっている金胡麻栽培です。
http://www.henko.co.jp/goma/2009/03/
今年3月の訪問以来電話でのご連絡ばかりでなかなか訪問できておりませんでした。
今年がはじめての栽培ということで四苦八苦されたようですが、随分と大きく金胡麻が成長していました。
こちらの「えん」さんでは福岡県宮の浦と曲渕の2箇所、佐賀県内では富士町菖蒲地区の計3箇所で金胡麻を栽培していただいています。
どこにでもいますね。この虫。ここは曲渕地区の金胡麻畑です。
心なしか京都のゴマ虫より威勢が良かったような。。。
宮の浦地区にて。写真右手より明(みょう)さん、宮本さん、牧井さん、そして寺阪。
この日は朝から雨が降り、10時頃より強い日差しを受けたためジワジワと暑さがこみ上げてきました。今年の栽培を通しておよその栽培スケジュールを分かっていただけたようで、早速来年への工夫が話し合われました。
長雨の影響もあり思うように栽培が進まなかったようですが、それでも大きなサヤが並んでいます。
こちらは菖蒲地区。自然の草に負けてしまいそう。
それでも力強く胡麻が育っています。ちなみにこの畑は4月のブログ紹介時に紹介した畑です。
長年作付けがされていなかったこの畑も「えん」さんの取り組みにより数年ぶりに作物が植わりました。今後も是非よろしくお願いします。
<昼食>
この日案内していただいた明さんに連れて行っていただいたのは銀河大橋たもとの「菖蒲御膳」
こちらは富士町菖蒲地区の皆様が中心となり地元の郷土料理を提供して下さるお店。
今年オープンしたばかりというとても雰囲気のよいお店でゆったりとした時間を過ごさせてもらいました。
こちらが菖蒲御膳
そしてこちらは朝摘み野菜のてんぷらです。
その日の朝に収穫した山野草や取れたて野菜をてんぷらにして食べることが出来ます。
菖蒲御膳のお姉さま方達。
これからも素敵な笑顔で素敵なお料理を楽しみにしています。
ありがとうございました。
昨日の産地訪問の後、ながさき南部生産組合さんの運営する直売所「大地のめぐみ」さんを訪問しました。
「大地のむぐみ」さんでは、南部生産組合からの新鮮な野菜を中心に、安心で安全なお野菜や加工品等数多くの品々がならんでいます。
正面入り口にて野中店長さんと。
野中さんは元ラガーマン。力強い腕っぷしととても素敵な笑顔が印象的でした。
お忙しい中ありがとうございました。
産地の案内看板もあり、どこの誰が生産されたものなのか分かりやすく各商品案内されていました。
そういえば、昨晩組合の出荷場をお伺いした時も多くのスタッフの方々が出荷作業を行っておられました。1つ1つ丁寧に出荷された貴重な商品がこのように新鮮なまま店頭に並んでいるのですね。
色々な試食が出ていましたが、どれを食べさせてもらっても素材の味がしっかりとしています。
甘いものは甘く、すっぱいものはすっぱい。自然そのままの商品です。
また、形の揃わない野菜等は規格外商品として陳列されていました。
直売所ならではの販売ですね。形は不揃いでも味は一緒。栽培方法も一緒。
通常よりお安く値段が設定されていましたが、農家さんにとっても消費者にとってもありがたいアイデアですよね。
こちらは笑顔で接客して頂いたお店のお姉様。
恥ずかしそうにされていましたがお願いしてワンショット撮らせていただきました。
これからも笑顔で元気にお店を盛り上げて下さいね。
みなさんもお近くに来られた際は是非立ち寄ってみてください。
新鮮で、安心、そしておいしい商品が並んでいますよ。
当社の国産胡麻をはじめ各商品も今後陳列頂ける予定です。
住所:諫早市貝津町600-6 (創成館高校さんの裏です)
電話番号:0957-25-2155
青い空。青い海。いいですねー。
今日は長崎県にお伺いしています。
長崎県は当社の国産胡麻栽培地でも一番歴史のある所で、島原半島にある「ながさき南部生産組合http://www.tentoumusi.net/」のごま部会の方々約20名に栽培して頂いております。
さぁ見て下さい。これが長崎で栽培して頂いているプリプリの黒ごまです。
今回ご案内頂いたのは本多力さん。ごま部会の会計を務めておられ約50aの胡麻畑を栽培さています。こちらは島原口之津にある胡麻畑になります。
本多さんは、胡麻以外にも野菜からミカン等の果樹に至るまで多くの品目を栽培されています。
今年は7月7日から種をまかれ、暑い中草をひいたりコツコツとした地道な農作業のお陰で立派な胡麻に育っていました。
「いやー暑いねぇ。こんな日は午前中だけで2Lの水は飲みほすよ。ビールもいいけどねぇ。。」
と丁寧に島原地区の胡麻畑を案内して下さいました。
胡麻栽培10年を超えるベテランさんです。
綺麗に管理された圃場の土もフカフカ。
まだ、実は白いですが、これから続く暑い日差しを受けて真っ黒に変化してくれることでしょう。
収穫は9月下旬から10月にかけての予定です。
またこの収穫の時期には畑の中をぐるぐると回り、次年度の種用の胡麻を選別されるそうです。長年育てられた貴重な胡麻の中から選りすぐりだけが次の代へ引き継がれていくのですね。
今年の長雨は胡麻だけでなく多くの作物にも影響を与えているようです。
長崎でもここ最近は暑い日が続いていますが、8月上旬まであまり天候が良くなかったようで、胡麻の種まきも例年より遅れいているそうです。
本多さんの圃場はタイミングよく7月に種をまくことが出来たそうですが、ほとんどの農家さんは8月に入ってからだったため、まだ可愛い芽が出た圃場が多くありました。
これから続くであろう残暑を期待し元気に育ってくれることを願うのでした。
無農薬、無農薬と言う言葉をよく耳にしますが、やはりその中には農家さんの努力があってのことですね。本多さん忙しい中ありがとうございました。
これからもご協力よろしくお願いいたします。
見学の後、組合の担当者増田さんにお食事に連れて行ってもらいました。
産地を訪問するたびに、胡麻だけに限らず色々な生産者の取り組みや、疑問点、そして夢であったり豊富等色んな刺激をいただきます。
我々も立場は違えども南部生産組合さんに負けないよう頑張っていきたいと思います。
どうもありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。
追伸:最近少しずつお酒が強くなってきている気がする今日この頃です。
栽培者の塩内正巳さんから胡麻工場に問い合わせがありました。
「胡麻は大きくなってるんやけど、実がつかへんのです・・・。」
おうちへお伺いし畑を見てみると見る限り順調な畑が広がっていました。
実も充分なほど付いているんですけど・・・・。
と思って良く聞いてみると、畑の奥の方一面に実が付いていない胡麻畑が広がっていました。
写真が撮れておらず申し訳ないのですが、確かに背丈は1Mを超えているにも関わらず胡麻のサヤは5個までのものもありました。
?????
同じ畑で、肥料や天候も同じなのに。。私も即答が出来ませんでした。申し訳ございません。
受粉の関係かもしれませんが、改めて西村先生と共にお伺いしたいと思います。
塩内さんも兼業農家ですが、仕事の始まる前や終わってから等時間を作ってご協力いただいております。こういった様々な情報が貴重なんですよね。ありがとうございます。
こちらは虫嫌いの野田実さん。
私が前職にいた頃から色々お世話になっている方です。
野田さんも仕事をされていますが、いつも仕事に行くまでの時間を利用し朝早くから胡麻畑に足を運ばれています。また奥様もご協力頂き2人3脚での胡麻栽培です。
「わし、こういうの好っきゃねん。」
と話をしていると本当に農業を楽しんでおられる様子が分かります。昨年は天候にも悩まされておりましたが今年は京都で1位、2位を争うほどの順調な生育です。
しかし、大きいですね。ゴマ虫君。
最後に山田圃場。
その後何とか順調に回復しています。
雨も降ったことでさぞかし胡麻も雑草(?)も喜んでいることでしょう。
収穫まであと少し。皆さん頑張りましょうね。
胡麻が発芽せず頭を悩まされる農家の方がいらっしゃるというのに・・・・。
何ですか!この胡麻は!
別に怒っている訳じゃないですが、生育せずに困っておられる農家さんのことを考えると少し苛立ちを覚えます。
これは胡麻工場横の倉庫へ続く道。こんな隙間から順調に胡麻が育っています。
そういえば、6月に寺ちゃんと胡麻の選別作業をこの場所で行なっていました。
掃除したつもりでしたが、胡麻が残っていたのでしょう。。
強いのか、弱いのか、分かりませんが、でもやっぱり強く育って欲しい私でした。。
京都新聞さんから胡麻栽培について取材を受けました。
今回は「日吉の胡麻地域をぶらりと歩く」というテーマで胡麻地域の歴史や地域の様々な取り組みを紹介されるということでした。
当社も胡麻の地域に工場を移転して早6年を過ぎました。
地元の方々をはじめ本当に多くの方に支えられ日々製造をさせてもらっています。
記者の方から連絡を頂き、当初は私がインタビューを受ける予定でしたが、胡麻栽培も日々努力していただいているのは地元の方。ということで急遽胡麻地区在住の和田さんに取材協力を頂きました。
忙しいところ急なお願いでしたが、快く引き受けていただき笑顔の中無事取材は終了しました。
綺麗に満開だったゴマの花も終盤に近づき、その代りに大きな胡麻の詰まった鞘が一面広がっています。この感じだと月末くらいには収穫が出来そうです。
最後に記念撮影。
私の片手カメラの技術がよろしくなかったようで顔が半分切れてしまいました。
京都新聞記者の辻さん。申し訳ありません。。。。
暑い中ご苦労様でした。ご協力ありがとうございました。
あぁ暑い。ほんまに暑い。。。
今年一番の猛暑となった8月8日。
【ちなみにこの日は私の31回目のバースディ(^v^)】
先日から報告していました我らの山田圃場で思いっきり農作業をしてきました。思い起こせば寺ちゃんと共にこの山田圃場に胡麻の種を蒔いたあの日から早2ヵ月。
胡麻も大きく育ちましたが草だって負けていません。
ほれ。ご覧の通り。
ほれ、ほれ。ご覧の通り。
今日の作業としては、草刈り。草引き。間引き。そして移植です。
本来なら、もっと早くにこういった作業をするべきなのですが今日になってしまいました。
こちらは移植予定地。
前日に地元の方に頼んで、トラクターで耕してもらいました。
草を引き、草を引き、そして間引きつつ、丈夫そうなゴマちゃんを選別していきます。
選別され間引かれた胡麻は先程の別の畑に素早く移植されていくのでした。
地元桂高校の植物クリエイト科卒業の滝先輩。
激しい日差しにもめげず素早い手付きで移植されていくのでした。
しばし休憩。日陰がこんなにも涼しいとは・・・。
朝7時から始まった農作業も、9時を過ぎたあたりから想像以上の日差しが容赦なく突き刺してきます。私も久々に高校時代の野球部の練習を思い出しました。
拭いても拭いても滝のように流れ出る汗。正直吐きそうになりました。
あまりの暑さと、自分の体力のなさに訳が分からなくなり、農作業でなってはいけないと思いながらも、びっしょりになった上着を途中から脱ぎ捨てて畑と格闘するのでした。
案の定、日焼けと虫さされで上半身はボロボロに。
そんなこんなで7:00から始まった農作業も14:00に何とか無事終了しました。
というか体力が尽きました。
でもキレイになったでしょう。
寺ちゃんと始めた山田圃場での胡麻栽培。
農家さんとのコミニケーションはもちろん、自分たちが色々な栽培方法を試したり、工夫をしていくことで新たな発見も見えてきます。
また日頃の農家さんの苦労を、少しではありますが体験できることでまた新たな会話が生まれます。
この日も 地元の農家さんが私たちを心配して、何度も見に来て下さったりジュースやお茶の差し入れをもらったりと色んな面で助けてもらいました。
胡麻栽培を通して本当に多くのことを学ばせてもらっている気がします。
これからも感謝の気持ちを忘れず商品を作り上げていきたいと思います。
さてさて・・・、
農作業終了後ヘトヘトになった我らでしたが、胡麻工場のスタッフが勤務中に関わらず時間を作ってBBQの準備をしてくれました。
七輪でお肉や、アキフミさん宅の採れたて野菜を焼いてもらい美味しく頂きました。
あぁ幸せ。。。。
しかも本日は専務に焼いてもらってのBBQ。
「お疲れさん。暑かったやろ。私が焼くしおなかいっぱい食べ。」
肉、野菜から締めの焼きそばまで私たちは一度も自分たちで焼くことなく食べ続けさせてもらったのでした。こころ暖まるおもてなしに感謝。。。
ごちそうさまでした。
このような農作業は山ほどあります。
一度体験してみたい方おられましたら中井まで。。。
ちなみに専務の(?)BBQもセットになっております。
しばらくアップを怠っていた間に随分と大きくなってきました。
綺麗な花も増え、背丈も私の腰くらいの高さにまで成長してきています。
こちらは胡麻工場前の和田さん宅圃場。順調です。
今日は唐辛子に肥料を施されていました。農業も忙しいですね。
暑い中、汗びっしょりになって作業中。
「いやーこの前、胡麻の草を引いたんやけど・・・。やっぱり草はすごいなぁ。」
と今年は雨が多く異常に草の成長が良いらしいです。「ほっといたらすぐに草のほうが胡麻より大きくなるで。」と今日も笑顔です。
和田さんの草引きのお陰で胡麻もすくすくと育っています。
ミャンマーとまではいきませんが辺りは胡麻畑でいっぱいです。
ところは変わりこちらは山田農場。約1ヶ月ほど前に寺ちゃんと私で種をまいた畑も、我らのスパルタ教育にめげず和田さんの畑には程遠いですが何とか成長しています。
つい先日。胡麻工場勤務の寺ちゃんより「中井さん草がすごいです。」と連絡を受けていたのですが、胡麻工場に行くことも出来ず今日になってしまいました。。
寺ちゃんと、先日胡麻工場に行っていた椎村部長を中心に胡麻工場部隊で草を引いてくれていました。
面積が大きいのですぐにとはいきません。放置地帯はこの状況です。
下の写真は胡麻工場部隊の処置後。随分と綺麗にしてくれています。
近々、本社部隊と合同で間引きと草刈をする予定です。
下の写真は先程の隣の畑。
間引いた胡麻はこちらへ移植する予定です。
草が生えてきているので鋤きなおさないとダメですね。
八月に入るとどんどん暑くなります。この暑い時期に胡麻はグングンと成長するのでこれからが勝負です。
そうそう。先程の本社合同の草引き&間引き&移植作業。
昼には肉を焼いて、ビールを飲んで、ワイワイガヤガヤとやる予定です。ご覧の皆さんで参加されたい方いませんか?
暑い暑いとクーラーの聞いた部屋に入るのではなく、胡麻畑にて大いに汗をかきましょうよ。
是非中井までご連絡ください。