

2009年5月
新たな胡麻産地を求めて、今回は茨城県にお邪魔してきました。
「無農薬、無化学肥料でおいしい安全な胡麻を作りたい。」
という言葉を胸に訪問したのは、茨城県小見玉市の高木秀信さん。
今日は、今年の種まきの準備で朝から奥様と協力して、約20aの栽培予定地に鶏糞を施し準備中。
地道な作業ですが一歩一歩良い胡麻を育てるべく作業を進められています。
今年の栽培予定面積は20a。
数年前までは地元の学校の教員だった高木さん。
退職後は地元の公民館の管理をしながらではありますが、農業に取り組む姿勢は本格的です。
高木さんの作業が施された後の土はフカフカ。
水はけもよく6月に入れば元気な胡麻畑が広がることでしょう。
いつもながら、私も作業のお邪魔をしました。
夜は、高木さんの奥さんが作ってくださったお料理を堪能しました。
自宅の畑で取れたばかりのお野菜をはじめ、大食いの私も食べ切れないほどの手作り料理を頂戴しました。
茨城県といえば胡麻栽培でも有名な土地。
アルコールも入り、今後の栽培と品質の向上、作業方法等を語り合い、今後は高木さんを中心に賛同いただける方々を募りながら、おいしくて安心な胡麻を全国に広めていくことを誓った夜でした。
本当にお世話になりました。
心配していた雨もなんとか持ちこたえ京都でも2009年の胡麻栽培がスタートしました。
今年の講習会の参加者は約30名。
都合がつかず欠席された方もおられるので約40名の農家の方々と今日から黒胡麻を育てていきます。
今年の栽培モデル圃場は、5年目のベテラン塩貝さん。
忙しい中、種がまける状態にまで用意をして下さいました。
ベテランさんも、今年から栽培をして下さる新規の方々も真剣に耳を傾けて下さっています。
「こうしたら簡単に出来るで。」
「去年はこういう時に困った・・・。」
等、栽培経験を重ねる度に色んな情報が生まれてきます。
種をまくにも、人力、播種機、手製の道具等色んな方法があり情報交換の貴重な場でもありました。
また、帰りには当社一番搾りの胡麻油粕をお持ち帰り頂きました。
当社の油粕は、一度しか絞っていないこともあり栄養分が豊富なのか、農家の方々や家畜等の餌にご利用になられたりと隠れた人気商品になっています。
これから、梅雨を迎え、暑い夏を迎え、収穫までの数か月間色んな情報をお伝えしていきたいと思います。
みなさん、頑張りましょうね。
そして栽培に興味を持たれた方々。
種まき作業は時期的にまだまだ十分に間に合います。栽培面積は少しずつでも構いませんので興味のある方はどんどんお問い合わせください。
栽培資料等をご用意し改めてこちらからご連絡させてもらいます。
どうぞよろしく。。。
今週の土曜日5月16日に胡麻工場で栽培講習会を実施するのですが、
昨日はあまりに良いお天気だったので、パートさんに手伝ってもらって、桂で胡麻の種を撒いてみました。
当社での契約栽培は無農薬で栽培してもらっていますが、こちらももちろん無農薬。
しかも、不精な私はこの植木鉢の胡麻を今年も厳しく育ててやろうと思っています。
夏の暑い日差しをたっぷりと浴びさせて、気が向いたらちょこっと草でも抜いてやろうかと。。。
さぁて、夏にはどんな姿を見せてくれるのでしょう?
がんばれ!
ごまちゃん。
また皆さん、桂まで遊びに来て下さいね。
桂本店限定のスイーツや、ピッコロモンドでの食事。スタッフの製造作業。
そして中井の胡麻。
心よりご来店お待ちしております。