

2006年9月 6日
さあ「収穫」までもうすぐだ!!
7月末の台風を乗り越え、八月に入って一層厳しくなった日差しの中、今年も日吉のゴマは大きく、そして力強く育っています。
まっすぐに伸びたゴマの茎からはたくさんのサヤが実り待ちに待った収穫はもう間近です。

順調に育ったゴマの背丈は私の胸近く(120cm程度)にまで成長しています。

2つに割ると・・・。
おいしそうな黒ゴマが顔を覗かせました。
成長にもよりますが、1つのサヤからだいたい80粒位の黒ゴマが収穫できます。

上の写真のゴマより少し成長が遅れているため、今はまだ白い状態。
あと10日もすれば黒い立派なゴマに変身してくれるはずです。

よく見るとゴマの葉が、下から黄色く変化してきているでしょ。
この色が見えてくると、収穫はもうすぐです。

日吉でゴマ栽培を始めた当初から、色々とお世話になっている和久田さん夫妻。
1年中町内の田んぼや、畑で作業をされていると言ってもいいんじゃないでしょうか。
ご夫婦と出会って今年で5年目。
今ではご飯をご馳走になったり、色々相談に乗ってもらったり。
とてもやさしくて、行動力のある頼れる人生の大先輩です。
現在、日吉で黒ゴマを栽培していただいている方は全員で16名。
順調に生育している畑もあれば、
残念ながらせっかく成長したゴマを鹿に食べられたり、
天候によって生育があまり良くない畑もあります。
でも、やっぱりそれが自然の中で行う農業なんですよね。
話をしていると、毎年、毎年、工夫を重ねながら少しでも良いゴマが収穫できるように頑張っていただいている気持ちが伝わってきます。
畑を見にいく度に成長しているゴマの姿の裏側には
毎日、毎日ゴマの葉を食べる「ゴマ虫」を手で取ってくださる方。
雨がずっと降らないから。と言って
水路からバケツで水を汲んで来てまいてくださる方等。
そんな方がいて下さるからこそなんですよね。
1年に1回だけの収穫なのに、例え生育が悪くても、
その原因が何なのか?と、来年に繋げる方策を考えておられるんです。
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