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山田製油桂店
〒615-8075
京都市西京区桂巽町四番地
駐車場完備(12台駐車可)
TEL:075-394-3276
FAX:075-394-3283
【本社・桂工場】
営業時間(月〜土)
午前9時〜午後5時30分
【桂店(売店)】
定休日:不定休
午前9時〜午後7時
胡麻でごま栽培

2008年8月

2008年8月31日
京都も収穫は間近です!(栽培講習会と懇親会の巻)

8月30日。

今年の収穫に向けた栽培講習会と意見交流の場を持てれば。と思い京都で栽培講習会&懇親会を開催しました。

少し雨のパラついた一日でしたが、北は京丹後市、南は亀岡市からと総勢25名と、遠方から多くの栽培者の方にお集まりいただきました。

 

寺ちゃん準備.jpg

こちらは懇親会の準備風景。懇親会の部隊長に任命した寺阪社員は、朝から私と買出しへ。

「こんなもんかなぁ。」っと25人前の食材を買出しに。

前日、親父に頼んで持ってきてもらった軽トラックの荷台はBBQセットと食材で一杯になりました

「ちょっと買いすぎか!?」

   おにぎり作成.jpg

午前中に食材の下ごしらえと会場準備を済ませ、午後からは大槻工場長にも参戦してもらい「男のおにぎり」を作成。形は不揃いでしたが私の好物「塩とごま油のおにぎり」を中心に心を込めて握りました。

さぁ、準備万端!?

予定通り14:30から講習会は無事始まりました 。

塩貝氏圃場.jpg 

まずは栽培4年目の塩貝さんの圃場へ。

工場近くということもあって、見学や視察に来られた方々には良く案内させてもらっています。

昨年は連作障害により収穫できなかった塩貝さん。今年は圃場を変えて、通勤前朝4時から起きて草を引いたりとご苦労をされましたが無事生育。

忙しいのと、予定よりも順調に育ち過ぎて一部はサヤが弾いて胡麻が飛び出してしまっていました。

困った時にいつも無理を言う私を快く受け止めてくださる心優しい塩貝さんです。

和田さん圃場.jpg

次は栽培2年目の和田さん宅の圃場。

和田さんも毎日忙しい方で、7月に訪問した時には正直一面草だらけの胡麻畑でした。「除草剤を使わない」という約束事を守ってくださっているので、草を引かずにしばらくすると本当に一面草だらけになるのです。

でも、そこは和田さん。頑張って草を引いて下さり1ヶ月前に20cmに満たない胡麻も、今となっては立派な姿に変身しております。ただただ感謝。さぞかし暑かった事と思います。胡麻以外にも野菜を栽培されているので、期間中に訪問したときには野菜を頂戴したりと・・・。ご馳走様です。

木戸氏2.jpg 木戸氏3.jpg

 こちらは栽培2年目の木戸さん。

京都では昨年よりコーティング種子(収穫した種子の周りに粘土をコーティングしたもの)を利用した栽培を取り入れているのですが、木戸さんは2年連続でコーティング種子を利用され見事に生育。先日の新潟にも負けないくらいの出来栄えです。参加者の方も興味津々。 

前回ご紹介した京大の西村先生曰く「ここの土はええ力を持ってるね。葉の色も抜群や。」

と参加者からは土作りとコーティング種子についての質問が多く出ていました。

何でも木戸さんは野菜のクズや刈り取った草を寝かした天然堆肥を数十年ふんだんに使用されているそうです。ちなみに来年用の種はこちらから選抜する予定です。

 

 

和久田氏圃場.jpg

で、こちらはおなじみの和久田さん。

昨年連作障害と草にやられた和久田さん、今年は手法を変えて移植栽培に。毎年田植えが忙しく6月まで胡麻栽培に手が回らないので、まず胡麻を近くの畑で播種。ある程度大きくなったものをこちらの畑に移植されました。移植する2日前に田をトラクターで再度細かく漉き込み、草のない状態してからここへ移植。

ある程度大きく成長しいている胡麻は草に負けずに成長する。という手法。今年は見事にうまくいきました。土寄せはされたものの、草引きは結局一度もすることなくここまで成長。取り掛かり時期が遅かったために背丈は例年ほど伸びていませんが、来年への手応えはあり。事前に用意されていた栽培手帳を手に説明してくださいました。

今回は手法の違う畑4種類を材料に色々と質問の行き交う講習会となり、最後に西村先生の総評も含め無事終了しました。離れた場所で栽培していると他の方の生育具合も気になるものです。こういった機会を通して栽培者間の情報交流が出来るのは私自信もやはり勉強になりました。

・・・・・・・・その後胡麻工場に場所を移して懇親会へ。

 

BBQ.jpg

大量のお肉とサラダ、お飲み物。そして男のおにぎり。あとは自由に歓談しながらの懇親会。

勝山さん.jpg

ピッコロモンドからも勝山シェフが登場。

胡麻工場横の完全予約制「ピッコロモンド・GOMA」の手作り釜からは焼きたてピザが登場です。

オチャメな一面を覗かしながらも釜を見る目は真剣です。

  塩内さん.jpg

ご満悦の塩内さん。塩内さんは日吉町在住栽培1年目の方です。あいにくお仕事の都合で講習会には参加されませんでしたが懇親会には参加して下さいました。見た目とおり優しく真面目でいつも丁寧に栽培してくださっています。以外にもお酒好きで素敵な笑顔をプレゼントしてくださいました。

こういった栽培講習というのは情報交換という意味でも重要ですが、やはり栽培者同士や我々作り手とも交流できたことが本当に嬉しかったです。毎日顔が見れなくても、色んな場で色んな話をしながらお互いの信頼関係や結束は固まっていくものだと思っています。

胡麻栽培というまだまだ小さな取り組みですが、きっかけはどんな形であろうと出遭えた方と少しでも話をしながら、相手の気持ちを理解出来るようもっと努力していくつもりです。

小さい積み重ねになるとは思いますが、各地で栽培者の方が笑顔で増え、そして長いお付き合いが出来るよう頑張っていきたいと思いました。

また、近い将来には消費者の方々を交えながらこういった会が出来るようにしたいと思っていますので楽しみにしていて下さいね。

2008年8月27日
新潟産白胡麻のお届けももうすぐです。

今年から新たな栽培地としてお世話になっている新潟県長岡市。

今回は、胡麻の生産組合を設立されたということで組合員の方々へのごあいさつと、栽培状況の確認に伺ってきました。

圃場全体図1.jpg 

栽培箇所を数ヶ所訪問しましたが、いずれも大きく成長していました。

今年は長岡での栽培が初めてであった事と、収穫時期をずらすため試験的に4月下旬から7月上旬に掛けて栽培区域ごとに播種時期を分けてもらっています。

生育には差がありましたが私の背丈に負けないくらいの大きな胡麻が生長していました。

胡麻アップ.jpg 

見てくださいませ。この粒々とした立派な胡麻。

全体的に生育状況は良好で大きなサヤが20~25段程付いていました。25段といえばすばらしい生育です。これも世話役の祢津さんのボリビア仕込の栽培方法のお陰かな。。感謝です。

乾燥風景.jpg 

5月下旬に播種した圃場の一部では収穫が始まっていました。

開きハウスを利用し乾燥作業も順調に進んでいます。傍を歩くだけで「ポトポト」と小さな白胡麻が音を立てて落ちています。

胡麻.jpg

シートの上には新潟産白胡麻の姿が。ありがたやー。

小粒ではありますが、色艶もよく食してみると充分な甘みがありました。本当に楽しみです。

 

記念撮影.jpg

夜に行われた説明会(懇親会)終了後の風景。

組合員の方々は全員で9名。

「栽培方法はこの1年である程度分かった。来年は面積も栽培者も増えるので中井君高く買ってや。」

ということで交流も図らせてもらい懇親会も無事終了しました。

 

栽培地が増えることにより、国産胡麻の取扱量が増えることは本当にありがたいことです。

新潟でも「草取りが本当に大変だ」と朝、日の出とともに畑に入って草をとってもらっています。

各栽培地での方々と交流できることは私にとっても、会社にとっても宝であり、そのご苦労を伺いながら、改善できることを見つけお互いが気持ちよくコミュニケーションを図れるようより一層頑張りたいと思っています。

遠くに離れているからこそ、お互いが信頼でき長いお付き合いが出来るよう心掛けていきたいと思います。

これからもよろしくお願いしますね。

移動中.jpg

懇親会終了後、夜遅くまで皆様に長岡の街を案内してもらいました。。。。。

ありがとうございました。

2008年8月22日
強力な味方!!西村先生。

京都のごまは・・・・。

今年は順調なんですよね。

梅雨も梅雨らしい雨がなく畑の野菜にとっても、それを育てる農家の方々にとっても苦しい年になった2008年の夏。

ところが胡麻にとっては良い結果をもたらしました。

 

一面に育った胡麻。ゴマ虫ももちろんたくさん付着していますが農家の方々のご協力によりすくすくと育っています。さぁ収穫ももうすぐです。 

先生と虫.jpg 

ゴマ虫と西村先生と栽培者の藤原さん。

今日の午後から栽培者宅を訪問しましたが、改めて先生の偉大さを実感。

自信のある提案と、経験、そして化学的な根拠を基に説明してくださいます。

この数年間を振り返ると、自分の経験と、栽培者の意見をかき集めて情報提供するだけの私でしたが、先生の意見には

「こういう理由があるからこういう結果が出る。」とか

「こういう状況になると、こういう症状が出るのでどうなる。」

という理屈が納得できます。

ほんとにありがたい強力な助っ人です。

植物も人間と一緒みたいですね。生きているからこそ色んな天気があり、色んな困難があり、いろんな方に助けられますが結局は自分の力で何とかしないといけない時が来る。

甘やかしてもダメ。でも知らん振りでもダメ。

たくさん採れなくても強くたくましい胡麻を大事に育ててやることが大事。

栽培者の方々と私の役割というのも変化しつつありますが、私にしか出来ない役割を大切にこれからも頑張りたいと思います。

来週は新潟の胡麻畑を訪問し、週末には京都で栽培講習会&生産者の皆様との懇親会を開催する予定です。

収穫までもう少し。皆さん頑張りましょうね。

2008年8月 7日
期待の北海道の行方は・・。

先日北海道へ研修旅行に行ってきたのはご存じかと思いますが、

ただただ、美味しいものを食べに行ってきたわけではございません。

以前にも少しお知らせしましたが、今年から北海道で胡麻の試験栽培をしてもらっています。

東北が北限といわれている胡麻ですが、これまでの温暖化問題であったり、北海道での栽培事例もある中で、今年からご協力いただいているのです。。。。

CIMG2129.JPG

しかし、北海道はやっぱりでかい。広い。広すぎます。

広大な農地でトウモロコシや豆、ジャガイモ、水稲。ほんまにビックリするぐらいの広さです。

「こんなん、どうやって植え付けやはるんかな。どうやって収穫しやはるんかな。」

ってずっと考えてました。

CIMG2130.JPG

農家さんも忙しい作業の中でお世話をしてもらって、草を引いたりと大変です。

成長の状況は?というとやはり気温が低いのでしょうかね。

きれいに芽は出たのに、生育状況は残念ながら希望通りにはいきません。

確かに夜は20℃を下回ることもあったり、昼間も30℃を超えるのがやっとです。

我々にとっては過ごしやすい環境でもゴマちゃんにとってはもっと暑い方がいいみたい。

CIMG2131.JPG

でも、でもでも、8月は社長・専務も北海道滞在中です。

henkoパワー全開で太陽を呼びこんで、農家さんのご協力を頂きながら元気に育つことを願っています。

がんばれ。北海道のゴマちゃん!

身体に気をつけてくださいね。飯浜さん!

henkoエキスの注入お願いします。社長、専務!

私はとりあえず北を向いて祈っています。