

2009年1月 2日
親父は発明家!?「まこと。えぇもん見せたるわ。」
と親父が見せてくれたのは、電動トウミと電動ふるい機。
胡麻栽培を始めて3年目になる私の親父は、昔から物を作ることが大好き。
家の庭(かなり本格的)を作ったり、小屋を作ったり、神棚(小さい神社のようなもの)を作ったりと、とにかく家にあるものでモノを作るのが大好き。
そんな親父が作ったのがこちら
家にあった古い洗濯機を分解してもぎ取ったモーターを付けたそうです。
モーターとつながっているロープの負荷を変えることによってトウミの回転速度が調節できます。
こちらは電動ふるい機。おばあちゃんが使っていた古いミシンを分解し、足りない部品と木を地元のコメリで買ってきたそうです。制作費1,500円程度。モーターが回転することにより木のかごが左右に触れメッシュから胡麻が落ちてきます。
しかも全て簡単に取り外しが出来て作業終了後はクリアケースに収納できる優れものです。
電動トウミにかかるロープの負荷を間違えると、扇風機の【強】以上の驚くほど強い風を引き起こし、ごまを撒き散らしてしまいますが(笑)負荷を調節すれば半永久的に一定の速度で綺麗に選別できます。
こちらはふるい機。いかにも手作りですがアイデアと行動力にはあっぱれです。
電源を入れると・・・、
手作りのかごが左右に揺れて選別できます。
お手製のかごには一定の動きを保てるようキャスターが取り付けられています。
今、この電動とうみと、選別機の一体化を試作中です。
風選によって重量の選別を受けた胡麻が、そのまま今度は大きさで選別できるように調整しています。
不便に思ったことを改良しアイデアと行動力で実践する。そういう力が乏しい私は親父に脱帽し刺激を受けた時間でした。
ありがとう。。親父。
次の記事→久々の晴天です。