

今日は、天候にも恵まれ胡麻栽培の強力な指導者「西村先生」に同行頂き、各栽培者の圃場を巡回しました。
「何故発芽しにくいのか?」
「いつどの時期にどんな作業を行えばよいのか?」
「この圃場にはどのような条件が足りないのか?」
栽培者が異なると、もちろん圃場も異なるわけで、日頃、試行錯誤されている農家さんにとっても疑問を解消してもらう貴重な時間となりました。
私も寺ちゃんも、日頃の疑問を質問しながら農家さんと一緒に勉強させてもらいました。
効果的な除草対策。いかに楽に作業を行うか等、先生の豊富な経験と知識からまたまた意欲が湧いてきました。
まずは、胡麻を知ること。
胡麻の性格を知ることで胡麻の本来の力を出せる状況を作り出していくこと。その中でいかに手間を省いて自然の中で育てていくのか。
「なるほど。なるほど。」
と手帳を持った寺ちゃんの右手は休まることなく情報をゲットしていくのでした。。
今年は例年よりも気温が若干低かったこともあってか、成長が著しくない圃場が多いのですが、6月も下旬になり気温が上昇し、適度な水分も補給され京都の胡麻の生長も挽回しています。
こちらは今年一番の生長を見せている和田保さん宅圃場。
「除草するのが大変だから」と苗床の面積を凝縮し草管理を徹底的に実践されたそうです。
お陰で胡麻はご覧のとおり。
あとは天候を見計らって少しずつ本来の栽培圃場へ移植されていきます。
こちらは移植された後の圃場。
適度に間隔をあけて一旦はしおれていた胡麻も何とか根付きそうです。
場所は変わり西村先生宅。
こちらでは昨年まで出荷作業をされていた作業場を改良され、栽培された野菜等を使い先生の奥様がケーキ屋さんを営んでおられました。
フッカフッカのシフォンケーキにクッキー等たくさんの手作り商品が並べられていました。
朝早くから毎日作られているそうです。
お店の雰囲気も、もちろん味も大満足でした。
ショップの名前は「みどりの屋根」
最近は噂が広まり他府県からお買い求めに来られる方もおられるようです。
みなさん是非お立ち寄りくださいませ。
日吉町の胡麻にある西村先生宅の横にあり、名前のとおり緑の屋根が目印です。
今度は、へんこの胡麻と練り胡麻でおいしいケーキを焼いてもらうことになりました。
今から楽しみです!!
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