

夜は「えん」さんが【やま】と呼ぶ事務所に集まってお食事を頂きました。
「えん」さんの活動は、自然農法や無農薬の野菜等を栽培するほか、地域の方々との交流、そして様々な体験学習等幅広いものになっています。
そこでその活動の拠点となるのがこちらの【やま】と呼ばれる民家です。
【えん】さんのメンバーは30名弱ということですが、日頃は普通に福岡市内等で仕事をされており、休日になるとこの菖蒲地区にある【やま】に集まり食事をしたり、イベントをしたりされています。
※【やま】と呼ばれるのはおそらく山の中にある民家だからだと思われます。。
先程の写真・・・。ちなみに私は、お姉さまと一緒にさんまを七輪で焼いています。
「ゆっくり座っててよ。」とご丁寧なおもてなしを受けていましたが、田舎者の我々2人もじっとしておれず半分強引に活動に参加しました。
メンバーは、小さなお子様から始まり幅広い方々が集まっておられます。
見ず知らずの方々が集まっておられるはずなのに、ここには1つの家族が出来上がっていました。
子供達が悪いことをしていたら叱り、困っていたら皆で助け合う。
当たり前のようで忘れがちな人間社会本来の姿を見れた気がします。
食材も皆さんが仕事帰りに買ってきてくださったようで、手際よく晩御飯を協力して作ってくださりました。だいたい土曜日に集まられることが多いようですが、我々が訪問したからではなく毎週集まっておられるようです。
手際よく1品目の「マーボー豆腐」の出来上がり。。おいしそー。。。
当社の胡麻油も胡麻らあ油も忘れずに(笑)
お互いの仕事のことから、今後の活動に至るまで皆で話す話題は尽きませんでした。
「こうやって集まるでしょ。。昔は会社の不満とか、上司の愚痴とかもあっけどここでは明るい話が多いんだよ。どうしたらもっと楽しくなるのか。どうしたらもっと大きな活動が出来るのか。なんてね。」
と熱い話が続きました。
目標を持って、それぞれが色んな個性を出し合って。
会社でも組織でも、そして家族でも。
もともとは赤の他人の集まり。だからこそ考えや意見が違うのは当たり前ですよね。
みんなの掲げた目標を達成するために考えて行なう日々の行動には正解も間違いも無いと思います。
目標を達成するために、その方針に向って色々なやり方を話し合って、試してみて、真剣に考えているからこそ自分の意見が出てくるのだと思います。
色々なお話をする中で私も寺阪も九州に家族が出来たような気持ちになっていくのでした。
今回の訪問を通して、とても素敵な「グループ」に胡麻を栽培していただけることを今本当に誇りに思っています。
今年から始まった胡麻栽培。
初年度でもあり色々とご苦労があったとは思いますが、栽培はもちろんこれから色んな面で交流が出来ればと願っています。どうぞよろしくお願いします。
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